Q: インストール後の初回起動時、画面上のメニュー名(ファイル、表示、オプション、ヘルプ等)が英語で表示されます。これはなぜですか。また、どうすれば日本語版になりますか?
A: 日本語パックのインストールが正しく完了していないことが原因です。
前提として、Brava Desktopクライアントのインストーラー「BravaDesktopインストール.bat」は、内部で下記2つのプログラムを順次実行しています:
- Brava Desktopアプリケーション本体(英語版)のインストーラー
- 日本語パック(日本語リソースファイルを適用するためのパッケージ)のインストーラー
2.が完了していない状態でアプリケーションが起動された場合、Brava Desktopは英語版として動作します。
考えられる原因と、その対処方法について案内します。
原因①:インストールのバッチプログラム実行時、日本語パックのインストールが実行される前にBrava!Desktopアプリケーションを起動してしまった。
解説:上記の2が完了する前の時点でBrava!Desktopアプリケーションを起動してしまうと、日本語リソースファイルが未適用の状態であるため英語版で表示されます。
※一度でも英語版で起動されると、その後で日本語パックをインストールしても日本語表示にはなりません。
対処方法:インストールされたBrava Desktopアプリケーションをアンインストールします。
その後再度インストーラーを実行し、2が完了するまではBrava!Desktopを起動しないようにします。日本語パックが適用されたことを示すメッセージが表示され、インストーラーバッチのコマンドプロンプトが閉じてからBrava Desktopアプリケーションを起動します。
原因②:インストールのバッチプログラム実行時、日本語パックのインストール中にエラーが発生した。
解説:インストーラーのバッチプログラム「BravaDesktopインストール.bat」を配置している場所が、クラウドストレージやネットワークドライブなど、「ローカルマシン以外の場所」の場合、日本語パックのインストールの処理が途中でエラーになるケースがあります。
対処方法:インストールされたBrava Desktopアプリケーションをアンインストールします。その後、C:¥Tempなどのローカルフォルダ上にインストーラーのバッチプログラムを置きなおし、再度インストーラーを実行します。
原因③:本体のインストール先フォルダをデフォルトから変更していて、日本語パックのインストール先フォルダと一致していない。
解説:本体のインストール時、インストール先フォルダを指定する箇所があります。デフォルトのパスのまま進めた場合は問題ありませんが、手動で異なるパスに書き換えた場合、注意が必要です。
この場合は、日本語パックのインストールは自動では行われません。日本語パックのインストーラーを手動で起動し、本体のインストール先と合わせてインストールをする必要があります。これを正しく行っていない場合、Brava!Desktopアプリケーション起動時に日本語のリソースファイルを読み込めないため、英語版として起動します。
対処方法:インストールされたBrava Desktopアプリケーションをアンインストールします。
再度バッチプログラムを起動し、本体のインストールを行いますが、その中で任意のインストール先フォルダを指定します。完了後は、日本語パックインストーラーは自動起動しませんので、手動で実行します(バージョン23.2の場合、日本語パックインストーラーはEXE\BravaDesktop232JP.exeです)。途中で日本語パックのインストール先フォルダを訊かれますので、本体のインストールパスと同じ場所を指定し、インストールを完了させます。
アンインストールについて
アンインストール方法は以下のページをご確認ください。
アンインストール前に、適用済のライセンスファイル(IGCKey.lic)をローカルマシン上の別の任意の場所に退避してください。
ライセンスファイルの配置場所は
こちらの記事からご確認ください。
再インストール時のインストーラー実行時、ライセンスファイルについて尋ねられる画面(Please choose the licensing type you would like to use.というメッセージの画面)では、選択肢内の「Use(IGCKey.lic)License File」を選択した上で「Next」ボタンを押し、次の画面にて上記で退避しておいたIGCKey.licファイルを指定してください。