ネットワークライセンス発行依頼時に、IPアドレスとコンピューター名のどちらの情報を提供すればいいですか
ネットワークライセンスのライセンスファイルには、ライセンスマネージャが稼働するサーバーマシンの「IPアドレス」または「コンピューター名」のいずれか片方を、ホスト情報として登録する必要があります。
どちらの情報で登録するかについては、以下の条件をもとにお客様にてお決めください。
1. クライアント側でライセンスマネージャーサーバーのコンピューター名を名前解決できるか否か
Brava Desktopクライアントアプリケーションは、適用されたライセンスファイルに登録されたホスト情報をもとにライセンスマネージャーサーバーに認証のためのアクセスを行います。
ライセンスマネージャに「コンピューター名」が登録されている場合は、そのコンピューター名の名前解決(コンピューター名→IPアドレスの変換)を行う必要があります。
クライアント側でコンピューター名の名前解決が行えない環境においては、ライセンスファイルには「IPアドレス」を登録するようにしてください。
2.IPアドレス/コンピューター名のどちらが、将来的に変更される可能性が高いか
ライセンスファイルに登録されたホスト情報が変更された際は、ライセンスファイルの再発行が必要になります。
その際、使用中のBrava Desktopバージョンの通常サポート期間が終了していた場合は、同じバージョンでのライセンスファイルの再発行は受け付けられません。この理由により強制的にバージョンアップが必要となります。
ホスト変更に伴う意図しないバージョンアップを避けるためにも、将来的に変更される可能性が低い方のホスト情報を登録することをお勧めいたします。
ライセンス発行ご依頼時、ホスト情報を記載する際は、コンピュータ名とIPアドレスのうち、ライセンスファイルに登録する方の情報のみをお書きください。両方をお書きいただいた場合、どちらで登録するかについての聞き返しが発生いたしますため、ライセンス発行手続きの開始が遅れます。
弊社では個々のお客様が現在使用しているライセンスの登録情報について把握しておりません。
ライセンス発行ご依頼の際のホスト情報は、「現行と同じ」というご依頼では承れませんため、明示的にご指定いただくようお願いいたします。