HPGLファイルを表示すると線の太さが画面上に反映されません
HPGLファイルなどのペン設定が行われたファイルをBrava Desktopで表示する場合に関する情報です。
HPGLファイルをBrava Desktopで読み込む場合は、ペンの太さや色に関する初期設定を行っておく必要があります。
具体的なペン設定の手順について説明します。
- Brava Desktopを終了します
- 変換ドライバの設定を変更するためのアプリケーション「Loader Configuration」を起動します
パス:C:\Program Files (x86)\OpenText\Brava! Desktop もしくは C:\Program Files\OpenText\Brava! Desktop
EXE名:loaders.configuration.exe
- Loader Configuration画面が表示されます
「Myrihpgl - HP Graphics Language Loader」の左側の「+」ボタンを押下します
次に「Parameters」の左側の「+」ボタンを押下します
- 「OverridePens」の項目を選択し、「Change Value」ボタンを押下します
- Valueを「True」に設定し、「OK」ボタンを押下します
- 次にPEN設定を行います。該当するPEN番号を選択し、「Change Value」を押下します。
ここでは例として PEN001の値を設定します。
- 幅を設定します。一番上の値(幅)を選択し[Change…]ボタンを押下します
設定可能項目:線の太さ(初期設定はmm)、赤の割合(0~255)、緑の割合(0~255)、青の割合(0~255)
- 値を設定します。単位はmmとなります。(PenUnits:の値がMillimetersと設定されているため)
- 設定した値が反映されていることを確認し「OK」ボタンを押下します
- 「Loader Configuration」のメイン画面上に設定した内容が反映されていることを確認し、「Done」ボタンを押下します
- 設定を保存の確認メッセージが表示されます。「はい(Y)」を押下します
- Brava Desktopを起動します。HPGLファイルを開き、設定が反映されていることを確認します
[対象バージョン]
Brava Desktop 16.4以降