AutoCADファイルを開くと、一部文字が文字化けして「□」マークで表示されることがあります。

AutoCADファイルを開くと、一部文字が文字化けして「□」マークで表示されることがあります。

本項目は、Brava Desktop上でAutoCADファイルを表示した際、一部文字が四角マーク(□)で表示される場合に関する情報です。
AutoCADファイル上のTrueTypeフォントを使用した文字列は、Brava Desktopの実行環境上に当該フォントが存在しない場合、四角マークが代わりに表示されます。

これらの文字を正しく表示するためには、Windows上に当該フォントをインストールする必要があります。
当該フォントを入手できない場合は、下記の手順に従って、代替フォントの設定を行ってください。
▼代替TrueTypeフォントファイル設定手順(バージョン7.3以降)
  1. Brava Desktopを終了します。
  2. Brava Desktop の下記ファイルを右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
    Brava Desktop バージョン16.0以前
        [C:¥Program Files (x86)¥IGC¥Brava! Desktop¥igc.loaders.configuration.exe](64ビットOSの場合)
        [C:¥Program Files¥IGC¥Brava! Desktop¥igc.loaders.configuration.exe](32ビットOSの場合)
    Brava Desktop バージョン16.4、16 EP7、16 EP7 Update X
        [C:¥Program Files (x86)¥OpenText¥Brava! Desktop¥loaders.configuration.exe](64ビットOSの場合)
        [C:¥Program Files¥OpenText¥Brava! Desktop¥loaders.configuration.exe](32ビットOSの場合)

    Brava Desktop バージョン22.2以降
        [C:\Program Files\OpenText\Brava! Desktop¥loaders.configuration.exe](64ビットOS)

  3. 「Loader Configration」画面が表示されるので、[Dwg2dl - AutoCAD 2D Drawing Loader]-[Parameters]-[DefaultTruetypeFont]をクリックしてから[Change Value]ボタンをクリックします。 

  4. 「Edit Parameter」画面が表示されるので、代替フォントとして使用するTrueTypeフォント名を記入します。AutoCADファイル内で参照されるTrueTypeフォントがシステム上に存在しない場合は、ここで指定されたフォントが代替として使用されます。
    【初期値】DefaultTruetypeFont=Arial
    【変更例】DefaultTruetypeFont=MS Gothic 

  5.  [OK]ボタンをクリックします。

  6. 「Loader Configration」画面に設定内容が反映されていることを確認してから、[Done]ボタンをクリックして本ツールを終了します。

  7. 上書き保存に確認メッセージが表示されるので、[はい]ボタンをクリックします。

▼代替TrueTypeフォントファイル設定手順(バージョン7.2以前)
  1. Brava Desktopを終了します。

  2. Brava Desktopのインストールフォルダ直下(下記)の「myrdrv.ini」ファイルを、任意のテキストエディタ(メモ帳など)で開きます。
    ■32bitOSへインストールした場合
    C:¥Program Files¥IGC¥Brava! Desktop
    ■64bitOSへインストールした場合
    C:¥Program Files (x86)¥IGC¥Brava! Desktop 

  3. [DWG2DL]セクションの[DefaultTruetypeFont]パラメータに、代替フォントとして使用するTrueTypeフォント名を記入します。AutoCADファイル内で参照されるTrueTypeフォントがシステム上に存在しない場合は、ここで指定されたフォントが代替として使用されます。
    【初期値】DefaultTruetypeFont=Arial
    【変更例】DefaultTruetypeFont=MS Gothic 

  4. myrdrv.iniを上書き保存し、Brava DesktopでAutoCADファイルを開きます。

●注意事項:
  1. AutoCADファイル上で使用されるSHXフォントはAutoDesk社の著作物であり、Brava Desktop開発元や弊社から配布することはできません。 
  2. Windowsのユーザーアカウントコントロール(UAC)を有効にしていると、上記の設定変更を行っても「CAD表示設定」画面に反映されません。
    本設定を行う場合は、UACを無効化してから作業を実施するようお願いします。UACを無効にする設定手順の一例を以下にご説明します。
  1. スタートメニューからコントロールパネルを表示する
    ※キーボードの「Windows」キーを押しながら「X」キーを押すとスタートメニューを起動できます。

  2. [ユーザーアカウント]の[ユーザーアカウント]をクリックする

  3. [ユーザーアカウントの変更]画面が表示されるので、 [ユーザーアカウント制御設定の変更]をクリックする

  4. [ユーザーアカウント制御の設定]画面が表示されるので、選択肢を「通知しない」(最下段)に変更して[OK]ボタンをクリックする

  5. マシンを再起動する 

[対象バージョン]
Brava Desktop 共通

    • Related Articles

    • AutoCADファイルを開くと、一部文字が文字化けして「?」と表示されることがあります。

      Brava Desktop上でDWGファイルを表示した際、一部の文字が「?」として表示される場合に関する情報です。 一部文字が「?」として表示されたら、Brava Desktopの実行環境でAutoCADのSHXフォントが参照できないことに原因があると考えられます。 その場合は、下記手順に参考にして、Brava Desktopに対するSHXフォントの参照設定を追加してください。 ●注意事項: ...