AutoCADファイルを開くと、一部文字が文字化けして「□」と表示されます
本記事は、Brava Desktop上でAutoCADファイルを表示した際、一部文字が四角マーク(□)で表示される場合の対応方法について記載します。
■文字化けの原因
AutoCADファイル上のTrueTypeフォントを使用した文字列は、Brava Desktopの実行環境上に当該フォントが存在しない場合、四角マークとして表示されます。
これらの文字を正しく表示するためには、Windows上に当該フォントをインストールする必要があります。
当該フォントを入手できない場合は、下記の手順に従って、代替フォントの設定を行ってください。
■代替フォントの設定手順
- Brava Desktopを終了します。
- Brava Desktop の下記ファイルを右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
C:\Program Files\OpenText\Brava! Desktop¥loaders.configuration.exe
- 「Loader Configration」画面で、左ペインのツリーから[Dwg2dl - AutoCAD 2D Drawing Loader]-[Parameters]を開きます。
- [DefaultTruetypeFont]を選択してから、右ペインの[Change Value]ボタンをクリックします。
- 「Edit Parameter」画面が表示されるので、代替フォントとして使用するTrueTypeフォント名を記入します。AutoCADファイル内で参照されるTrueTypeフォントがシステム上に存在しない場合は、ここで指定されたフォントが代替として使用されます。
【初期値】DefaultTruetypeFont=Arial
【変更例】DefaultTruetypeFont=MS Gothic
- [OK]ボタンをクリックします。
- 「Loader Configration」画面に設定内容が反映されていることを確認してから、[Done]ボタンをクリックして本ツールを終了します。
- 上書き保存に確認メッセージが表示されるので、[はい]ボタンをクリックします。
- Brava Desktopアプリケーションを起動し、対象のAutoCADファイルを開いて、文字化けが解消されているかを確認します。